ポケモンのタイプ

すべてのポケモンと技にはタイプがあります。タイプによって技のダメージが決まり、効果抜群なら2倍、効果いまひとつなら½倍、効果なしなら0倍です。以下では、完全なタイプ相性表、タイプ一致補正、防御ランキング、全世代の変更点を紹介します。

ポケモンタイプ相性表

効果抜群効果いまひとつ効果なし通常ダメージ
AtkDefノーマルほのおみずでんきくさこおりかくとうどくじめんひこうエスパーむしいわゴーストドラゴンあくはがねフェアリー
ノーマルx1x1x1x1x1x1x1x1x1x1x1x1½0x1x1½x1
ほのおx1½½x1x2x2x1x1x1x1x1x2½x1½x1x2x1
みずx1x2½x1½x1x1x1x2x1x1x1x2x1½x1x1x1
でんきx1x1x2½½x1x1x10x2x1x1x1x1½x1x1x1
くさx1½x2x1½x1x1½x2½x1½x2x1½x1½x1
こおりx1½½x1x2½x1x1x2x2x1x1x1x1x2x1½x1
かくとうx2x1x1x1x1x2x1½x1½½½x20x1x2x2½
どくx1x1x1x1x2x1x1½½x1x1x1½½x1x10x2
じめんx1x2x1x2½x1x1x2x10x1½x2x1x1x1x2x1
ひこうx1x1x1½x2x1x2x1x1x1x1x2½x1x1x1½x1
エスパーx1x1x1x1x1x1x2x2x1x1½x1x1x1x10½x1
むしx1½x1x1x2x1½½x1½x2x1x1½x1x2½½
いわx1x2x1x1x1x2½x1½x2x1x2x1x1x1x1½x1
ゴースト0x1x1x1x1x1x1x1x1x1x2x1x1x2x1½x1x1
ドラゴンx1x1x1x1x1x1x1x1x1x1x1x1x1x1x2x1½0
あくx1x1x1x1x1x1½x1x1x1x2x1x1x2x1½x1½
はがねx1½½½x1x2x1x1x1x1x1x1x2x1x1x1½x2
フェアリーx1½x1x1x1x1x2½x1x1x1x1x1x1x2x2½x1
タイプ一致補正

STAB(タイプ一致補正)は、ポケモンが自分のタイプと同じわざを使うとダメージが50%上がる補正です。例えば、ほのおタイプのポケモンがFlamethrowerを使うと、同じわざを使うほのおタイプ以外のポケモンより1.5倍のダメージを与えます。

STAB計算例
Charizard(ほのお): Flamethrower vs Ferrothorn(くさ/はがね)威力: 90 × 1.5(STAB)× 4(効果抜群)= 実質威力540

STABはタイプ相性と乗算されます。STABで効果抜群ならダメージは3倍(1.5 × 2)、2重に効果抜群なら6倍(1.5 × 4)です。そのため単一攻撃のポケモンは、相性補完わざよりタイプ一致わざを優先することがよくあります。

防御タイプランキング
#タイプ弱点耐性無効スコア
1はがね3101+8
2ほのお360+3
3どく250+3
4みず240+2
5でんき130+2
6ゴースト222+2
7フェアリー231+2
8ひこう331+1
9ドラゴン340+1
10ノーマル1010
11かくとう3300
12じめん3210
13むし3300
14あく3210
15くさ540-1
16エスパー320-1
17いわ540-1
18こおり410-3

スコア = 耐性 + 無効 − 弱点。高いほど防御面で優秀です。はがねは10耐性とどく無効で突出しています。

攻撃タイプランキング
#タイプ効果抜群半減無効スコア
1じめん521+2
2いわ430+1
3ほのお4400
4みず3300
5こおり4400
6ひこう3300
7ゴースト2110
8フェアリー3300
9かくとう551-1
10エスパー221-1
11ドラゴン111-1
12あく230-1
13はがね340-1
14でんき231-2
15ノーマル021-3
16どく241-3
17くさ370-4
18むし370-4

スコア = 効果抜群 − 半減 − 無効。高いほど攻撃面で優秀です。じめん・かくとうは各5タイプに効果抜群です。

世代別タイプ相性表の変更
Gen II (1999)エスパータイプの強さを抑えるため、あく・はがねタイプが追加。はがねはゴースト・あくを半減。
Gen VI (2013)ドラゴン・あく・かくとうへの対策としてフェアリータイプが追加。はがねはゴースト・あく耐性を失いました。
Gen VI (2013)ゴースト・あくわざは、はがねタイプに等倍になりました(以前は半減)。

タイプ相性表は第VI世代以降変更されていません。18タイプとその相性は、『スカーレット・バイオレット』を含む第VI~IX世代で共通です。

よくある質問
ポケモンタイプを理解する

ポケモンのタイプシステムは、対戦とゲーム内バトルの基礎です。18タイプにはそれぞれ固有の攻防相性があります。ストーリー攻略からVGC大会まで、どのルールでも有効な構築を組むにはタイプ相性の理解が不可欠です。

ポケモンタイプの弱点と強み

ポケモンの各タイプには、公式のタイプ相性表で定められた弱点と強みがあります。知っておくべきダメージ倍率は3つです。

  • 2倍 – こうかばつぐん:攻撃側のタイプは防御側に2倍のダメージを与える
  • ½倍 – いまひとつ:技が半減され、ダメージは半分になる
  • 0倍 – こうかがない:防御側はそのタイプのダメージを受けない

たとえば、ほのおはみず・いわ・じめんが弱点で、むし・はがね・くさ・こおり・フェアリーに耐性があります。タイプ相性を知れば、採用すべき技やパーティで対策すべき相手が分かります。上の相性表では、全18タイプの相性を一覧で確認できます。

ポケモンの複合タイプの仕組み

多くのポケモンは2つのタイプを持ち、複合タイプは防御相性を大きく変えます。両タイプのダメージ倍率は掛け合わされるため、4倍弱点や、弱点を打ち消す完全な無効化が生まれます。特に影響の大きい複合タイプは以下のとおりです。

  • くさ/こおり → ほのおが4倍弱点(くさ2倍 × こおり2倍)– ゲーム内でも最悪級の防御相性
  • みず/じめん → でんき無効 – じめんがみずの電気弱点を完全に打ち消す
  • はがね/フェアリー → 12の耐性と2つの無効(ドラゴン・どく)– 最高級の防御タイプ組み合わせ
  • ゴースト/あく → ノーマル・かくとう・エスパー無効 – 優れた防御性能

パーティ構築では、必ず複合タイプの相性を確認しましょう。1つのサブウェポンで4倍弱点を突けば、一撃で勝負が決まることもあります。

ポケモンのタイプ相性:有利・不利

タイプ相性があるからこそ、ポケモンバトルは単なる種族値勝負ではなく戦略的になります。攻撃面での強さはタイプごとに異なり、より多くの相手に有効なタイプもあります。

  • じめん – 5タイプ(ほのお・でんき・どく・いわ・はがね)にこうかばつぐん。半減されるのはくさ・むしのみ
  • かくとう – 5タイプ(ノーマル・こおり・いわ・あく・はがね)に有効。ただし4タイプに半減され、ゴーストには無効
  • いわ – 4タイプ(ほのお・こおり・ひこう・むし)に有効。ひこうタイプ中心のパーティへの優秀な打点
  • くさ – 攻撃面では最弱級:7タイプ(ほのお・ひこう・むし・どく・ドラゴン・はがね・くさ)に半減される
  • ノーマル – こうかばつぐんを取れるタイプがなく、中立打点のみ

上の攻撃ランキング表は、こうかばつぐんを取れる数から半減・無効の相性数を引いて全タイプを評価し、各タイプの攻撃性能を一目で確認できます。

対戦で強い・弱いポケモンタイプ

対戦での強さは、攻撃・防御両面のタイプ相性で決まります。優秀なタイプと苦手なタイプを見てみましょう。

防御面で優秀なタイプ:

  • はがね – 10タイプに耐性+どく無効、弱点は3つのみ。第2世代以降、最高の防御タイプ
  • フェアリー – ドラゴン無効、かくとう・あくに耐性。ドラゴンの長年の支配を抑えるため第6世代で登場
  • みず – 弱点はくさ・でんきの2つのみ、耐性は4つ。最も安定した防御タイプのひとつ

防御面で苦手なタイプ:

  • こおり – 弱点は4つ(ほのお・かくとう・いわ・はがね)、耐性はこおりのみ、無効なし
  • いわ – みず・くさを含む4つの弱点があり、いわタイプ自身にはStealth Rockが危険な技になる
  • くさ – 弱点が5つで防御性能は限定的。ただし、みず・じめんには攻撃面で強い

こおりはドラゴン・ひこうへの打点として攻撃面では今も優秀です。そのため防御面が弱くても、多くの対戦用セットでサブウェポンに採用されます。第6世代でのフェアリー登場は、それまでほぼ無敵だったドラゴンタイプへの強力な対策となり、環境を一変させました。